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庄河融风 ZHUANGHE RONGFENG
山海のまち、風とともに LOCAL CULTURE & TRAVEL JOURNAL
山あいの
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山あいの蚕場の歳月:荘河の柞蚕の思い出

2026年11月04日 故事

荘河の山あいでは、年配の人々は「放蚕」という言葉を聞くと目を輝かせます。柞蚕の放し飼いは、この土地で百年以上続いてきた生業です。春の終わりに蚕農は蚕を柞樹に運び上げ、その後二か月はほとんど山に住み込みます。蚕を鳥や虫や風から守り、とうもろこしの乾食をかじり、わき水を飲みます。秋の収繭の季節になると繭場は賑わい、絹工場では藍色や棗色の絹織物が織られ、四方に売り出されました。多くの家庭にとって、繭の収入は学費や正月の新しい服の原資でした。工場はもうありませんが、柞樹林は今も立ち、世代共通の記憶とともにあります。